惰眠日記neo

漫画アニメ関連のイベント・ライブが主です。たまに交通関係も書いています

歴史

倉本一宏「藤原道長『御堂関白記』を読む」(講談社メチエ564)

倉本一宏「藤原道長『御堂関白記』を詠む」(講談社メチエ564) 今年、ユネスコの「世界の記録」に正式登録された「御堂関白記」を解説された本になります。序では著者をはじめとする諸方々のユネスコ登録までの事が記されています、本当にお疲れ様でした…

原作:高橋由太、漫画:亜沙美「大江戸あやかし犯科帳 雷獣びりびり」第3巻

原作:高橋由太、漫画:亜沙美「大江戸あやかし犯科帳 雷獣びりびり」第3巻、巻之十二〜巻之十七までを収録。人と共に妖怪や幽霊がいる江戸の世、妖怪や幽霊を取り締まるため設けられた妖怪改方。そこの前長官の故:筧三十郎の愛娘:統子と彼女の相方:雷獣…

溝田悟士「『福音書』解読 『復活』物語の言語学」(講談社メチエ560)

溝田悟士「『福音書』解読 『復活』物語の言語学」(講談社メチエ560) キリスト教において重要な位置を占める聖書。その中でもイエスとその周辺の人々を語り信仰の根源の一つとなっている「福音書」を読み解いていく本です。 福音書の中でも成立が一番古く…

黒嶋敏「海の武士団 水軍と海賊のあいだ」(講談社メチエ559)

黒嶋敏「海の武士団 水軍と海賊のあいだ」(講談社メチエ559) 海を舞台とする武士達の歴史を解説した本。陸とは違った権威と勢力の武士達ですね、源平合戦での屋島、壇ノ浦合戦で歴史の表舞台に出てき、倭寇となって異国の地にも出て行く集団には非常に興味…

丸島和洋「戦国大名の『外交』」(講談社メチエ556)

丸島和洋「戦国大名の『外交』」(講談社メチエ556) 戦国期の大名の外交について解説した本になります。甲斐武田家の外交の解説では甲駿相三国同盟等について考察されています。他には島津家も取り上げられています。 個人的には毛利家の外交や宇喜多家の外…

平泉までポタリング

さて、ライブ明けの日曜日、せっかく岩手までブロンプトンを持ってきたのでポタリング。今回は平泉を経て一関まで向かう行程、8時前に北上を出て南下、国道4号線は車が多そうなので旧4号線の奥州街道をなるべく利用。天候は曇り、気温は22度と自転車を…

平等院

平等院に到着。修復工事中で鳳凰堂が見れないため観光客は疎らでした。 正門から入ってすぐ脇にある源三位入道源頼政自害の場所。以仁王と共に平家政権に反旗を翻し源氏の反攻の契機になった場所でもありますね。 鳳凰堂は修復中。 平等院は藤原氏だけで無く…

宇治神社、宇治上神社

さて、月曜はライブまで時間があったので宇治へ。京都市内が祇園祭で混んでるだろうから穴場的な状況ですかね。 京橋から京阪電車で中書島で乗り換え宇治へ 平等院が修復工事に入っているため休日ですが人出が少ない状況 京阪宇治駅前は宇治橋のすぐ袂。宇治…

森薫「乙嫁語り」第四話「砲撃」

『ハルタ』Voi.6、樫木祐人「ハクメイとミコチ」第八話「組合の現場」。今回は石垣補修工事の現場、大工の一人としてハクメイも手伝おうとするが・・・共同作業は信頼が大事だな。 森薫「乙嫁語り」第四話「砲撃」、アミル達の街に襲い来るアミルの父達、行き場…

木下鉄矢「朱子学」(講談社メチエ555)

木下鉄矢「朱子学」(講談社メチエ555) 儒教の上での重要人物の一人、朱熹が解く朱子学の紐を解く一冊。「学」「性」「理」「心」「善」とそれぞれ章を分け解説されてます。 金の圧迫を受ける南宋で、さらに韓侂冑による自身の「学」への弾圧を受ける中…

石田 憲「日独伊三国同盟の起源 イタリア・日本から見た枢軸外交」(講談社メチエ552)

石田 憲「日独伊三国同盟の起源 イタリア・日本から見た枢軸外交」(講談社メチエ552) 日独伊三国同盟締結に至る日本、イタリアの外交の動きを解説。ドイツと違い独裁体制でない日本、イタリアがなぜドイツに近付いていったのかは興味深いですね。両国と…

田島正樹「古代ギリシアの精神」

田島正樹「古代ギリシアの精神」(講談社メチエ551) メチエの新刊が出ていたので購入。古代ギリシア哲学の根幹となるソクラテスープラトンーアリストテレスと云った流れを考証した本です。自分は儒教、道教と云った東洋哲学には興味がありこちらの系統の本…

速水螺旋人「靴ずれ戦線 魔女ワーシェンカの戦争」第2巻

速水螺旋人「靴ずれ戦線 魔女ワーシェンカの戦争」第2巻、第11話〜第21話までを収録、最終巻。独ソ戦の中、魔女ワーシェンカと赤軍兵ナージャはロシアの精霊や英雄達と共にドイツ兵や魔女達と独自の戦いを展開。ロシアに伝わる伝承の解説もあり面白いで…

松尾晋一「江戸幕府と国防」(講談社メチエ543)

松尾晋一「江戸幕府と国防」(講談社メチエ543) メチエの新刊を購入、江戸期の国防が題材と昨今の国際情勢も睨んだ形ですかね。第一章 異国船来航への備え 第二章 異国船問題と幕府外交姿勢の硬直化 第三章 新たな異国船問題と幕府の論理 第四章 日本を取り…

新井政美「イスラムと近代化 共和国トルコの苦悩」(講談社メチエ)

新井政美「イスラムと近代化 共和国トルコの苦悩」(講談社メチエ) メチエの新刊が出ていたので購入。トルコを題材にしたイスラム教国の近代化の歴史を考察する本となっています。オスマン=トルコから共和政に移り、イスラム教国の中では一番、西洋に近い…

アサミ・マート「木造迷宮」第8巻

アサミ・マート「木造迷宮」第8巻、第四十六話〜第五十話までを収録。ヤイさんとダンナさんの間に割って入ったかのように現れたヤイさんの幼馴染み、ダンナさんは気が気でないようですな(笑)。ヤイさんの少女時代の話も掲載、それにしてもこの漫画、良い…

熊倉隆敏「尸彔ネクロク」第4巻

熊倉隆敏「尸彔ネクロク」第4巻、第十八話〜最終話までを収録、最終巻。明らかになる胡達の正体、宋は姐々の反魂を行うが彼女はもう一つの幸せを選ぶことに・・・現世が良いのか常世が良いのか、それはそこに居る者にしか分からぬと言うことなのだろう。 木尾…

大和田秀樹「ムダヅモ無き改革」第9巻

大和田秀樹「ムダヅモ無き改革」第9巻、第67話〜第75話までを収録、特装版は小泉ジュンイチローグッズ付き。ユキヲとの熾烈な戦いを制した真田、そして新章に続く事に・・・このタイミングで新刊が出るとは何という漫画だ(笑)。宇宙人夫婦は現実ではどう…

「トンデモ本の新世界 世界滅亡編」(と学会著)

『まんがタウン』1月号、重野なおき「うちの大家族」は第204話、第205話の二本立て。両話ともクリスマスに因んだお話、思い過ごしも恋の内ですかね。 双葉社のコミケ情報も掲載、場所は西4No313とのこと、「こどものじかん」グッズが多いようです…

あだち充「MIX」第1巻

あだち充「MIX」第1巻、第1話〜第5話までを収録。明青学園を再び舞台にした野球漫画です。連れ子同士の兄弟で同日生まれの走一郎、投馬と走一郎の実妹:音美の立花3人兄弟の物語。上杉兄弟以降の明青は低迷を続けているようですな。読んでみての感想…

さんりようこ「ひとには、言えない」第2巻

さんりようこ「ひとには、言えない」第2巻、男性と付き合ったことが無いがHには興味があった真琴、遂に彼氏ができ、さらにディープな世界へと入っていくことに。『みこすり半劇場』に掲載された作品以外に描き下ろしが入った新装版です。この後、真琴が男…

小林立「咲-saki-」第100局「反省」

『ヤングガンガン』No.17、小林立「咲-saki-」第100局「反省」。前号で落ちた100局が掲載。2回戦が終了し、各校はインターバルに突入、今回は姫松と永水が舞台に。しかし、永水は巨乳から貧乳まで取り揃えてますな(笑)。今回もサービス満点です。 くぼ…

むつきつとむ「このお姉さんはフィクションです!?」第2巻

むつきつとむ「このお姉さんはフィクションです!?」第2巻、第7話〜第12話までを収録。できる女を演じようとする巨乳メガネ美女:成海としっかりものの男子高校生:隼とのドタバタラブコメ。泣き虫で慌て者だけど一生懸命の成海ですが酔うとキス魔にな…

渡邉義浩著「『三国志』の政治と思想 史実の英雄たち」(講談社メチエ529)

たかの宗美「金髪女将綾小路ヘレン」第2巻、京の老舗旅館に国際結婚で嫁ぎ女将として働く英国出身のヘレンさんが巻き起こすドタバタコメディの第2巻。この巻では、たかの作品から「主任がきた!」より北見主任もゲスト出演、強烈な個性の二人の絡み合いが…

オオカミうお「チロリン堂の夏休み」第1巻

オオカミうお「チロリン堂の夏休み」第1巻、第1話〜第6話までを収録。壊されたお社「チロリン堂」を自分たちの手で修復させた少女ちろり達の前に現れた神様チロリン、彼女たちの周りで起きる不思議な出来事のお話。日常の側の不思議な面白い作品です、気…

久松英二著「ギリシア正教 東方の智」(講談社メチエ522)

講談社メチエの新刊を購入。 久松英二著「ギリシア正教 東方の智」(講談社メチエ522)。主教区の歩みからローマ帝国の分割にはじまる東西教会の分裂、ギリシア正教のスラブ民族への伝道の歴史、ギリシア正教の信仰といったものを解説。いや、宗教史的に興味…

大阪天満宮から住吉大社へ

1月15日(日)、ライブまで時間があったので大阪をウロウロ 天満橋を渡っていると中之島の方で噴水が そういや天神橋筋ってこのあたりだよなとうろついていると大阪天満宮の入口を発見 お参りして境内を見ると「どんと焼き」が行われてました。いや、暖か…

菊地章太「道教の世界」(講談社メチエ520)

講談社メチエの新刊、菊地章太「道教の世界」(講談社メチエ520)を購入。 道教の始まりからその発展の流れを追っているのだが個人的に興味深いのは道教の日本との絡みや道教の医療ですね。 日本では中華街位しかイメージがない道教の世界、読むのが非常に楽…

別所温泉

せっかく別所温泉に来たのでまずはお参り 正月の参拝者はここが目当て、厄除けや芸能関係の信仰が篤い北向観音 安楽寺 安楽寺の国宝六重塔、階段下から見ると四重塔 上に登ると六重塔ですね 常楽寺 別所温泉バス停、池袋からは高速バスで乗換なしですが正月…

金子拓「記憶の歴史学 資料に見る戦国」(講談社メチエ519)

金子拓「記憶の歴史学 資料に見る戦国」(講談社メチエ519)を購入。当時の資料文献に基づく戦国時代を考証する体裁ですね。日本には各種文献が多く残っていますが、それを集めて逐一見るのは膨大な時間と労力が必要ですのでこういった手引となる本は有難…