あだち充「ＭＩＸ」第１巻

　
あだち充「ＭＩＸ」第１巻、第１話〜第５話までを収録。明青学園を再び舞台にした野球漫画です。連れ子同士の兄弟で同日生まれの走一郎、投馬と走一郎の実妹：音美の立花３人兄弟の物語。上杉兄弟以降の明青は低迷を続けているようですな。読んでみての感想ですが立花家にある１番のユニホームは上杉和也のユニホームの感じがするな、そして立花父は和也に助けられた子供じゃないだろうか？今後の展開が気になるところ。
とよ田みのる「タケヲちゃん物怪録」第２巻、第６夜〜第１０夜までを収録。不運を背負い込む少女：稲生武夫と彼女を取り巻く妖怪達が繰り広げる物語。稲生物怪録を知ってるとより楽しめます。この巻から坂田金時の子孫：坂田鉄も加わりさらにドタバタしてきます。
　
たかの宗美「派遣戦士山田のり子」第１１巻、なにげに部長対のり子の戦いが熾烈化してきているのが面白いですな。
たかの宗美「派遣戦士山田のり子」よりぬき愛編。こちらベスト版の１冊目になり描き下ろしも収録。

たかの宗美「主任がゆく！」第１７巻。北見主任にも男の影が･･･他のたかの作品とのコラボもあり楽しめる一冊です。
　
『ヤングアニマル』No.20、三浦建太觔「ベルセルク」第３３１話「流星」。海神を撃破した一行は次なる目的地へと急ぐ、ガッツが平穏に休息できる時はあるのだろうか。
きづきあきら＋サトウナンキ「バター猫のパラドクス」第２話「トラウマって、どうやら俺にはけせないようだ」。兼末と若芽、ともにコンプレックスを持つ二人、一筋縄では行かないようですな。
重野なおき「信長の忍び」第１０７話「肝っ玉秀吉」。本願寺の策により窮地に立つ秀吉、ここから半兵衛の策が冴え渡ることに。心理戦は大きいな。
羽海野チカ「３月のライオン」第８３話、インターバル。今回はお祭りでの三日月堂のお話。ひなとちほの後日談もあって心温まるなあ･･･
『まんがタイムジャンボ』１１月号、弓長丸天「江戸川スイートエージェンシー」は最終回。最後まで所長に引っ張られまくりな郁夫でしたな。

金沢英之「義経の冒険　英雄と異界をめぐる物語の文化史」（講談社メチエ536）。
日本史上、最高の悲劇のヒーロー：源義経を巡る伝説を考察する本です。判官贔屓とか言葉になってるくらい古来から英雄視されてますし、各地での伝承も興味深いです。