松尾晋一「江戸幕府と国防」(講談社メチエ543)
メチエの新刊を購入、江戸期の国防が題材と昨今の国際情勢も睨んだ形ですかね。
第一章 異国船来航への備え
第二章 異国船問題と幕府外交姿勢の硬直化
第三章 新たな異国船問題と幕府の論理
第四章 日本を取り巻く環境の変化と幕府対外政策
第五章 危機意識の高まりと有事対応の変化
個人的に興味を持ったのは吉宗期の「唐船」打ち払いですね。幕府主導による小笠原、毛利、黒田三家による対策の移り替わりが興味深かったです。出島に目が行きがちですが江戸期の対外政策をもう少し詳しく知りたいですね。
- 作者: 松尾晋一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/02/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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