大石まさる「タイニープリニウス」、最後の地球人となったプリ之助とお手伝いロボット：シェヘラザード、そして何故かいるオバケの３人組が繰り広げるSFショート＆ショート。大石まさるが描くSFの世界には楽しいものがありますね。ラストでは思いもかけない展開に。ロボットの名前が状況を暗示していたのは流石ですな。
大石まさる「稲田小鬼物語」、物ノ怪と人間が共存する雪国の街で生活する稲田さんとコオニの物語。こちらは伝奇SFってところですか、モチーフは出雲神話からですね。コオニの正体がなかなかの大物だったとは…。
両作とも面白くおススメです、やはり大石まさるは面白いものを描くなぁ。
こざき亜衣「あさひなぐ」第４巻、３４本目〜４４本目を収録。夏の合宿から昇級試験前夜までとなります。生ぬるかった旭も合宿を経験することによりかなり逞しくなりましたな。
草場道輝「LOSTMAN」第１５巻、第１３８話〜第１４７話までを収録。マンチェスター・ダービーも中盤戦、シンプソンとマツモト、互いの意地とプライドがぶつかり合いそれぞれ進化して行くことに。まあ二人ともバケモノですな（笑）。
宮尾岳「アオバ自転車店」第１９巻、月刊ヤングキング2011年11、12月号、アワーズ2011年12〜2012年2月号連載分を掲載。この巻ではピスト自転車での乗り方を啓蒙しておりますな。O阪ではピスト以外でもノ―ブレーキで突っ込んでくるのに遭遇した事がありますが（笑）。
大道神士「デス レス」第４巻、第二十五話〜第三十話までを収録。ミズキは自分の行った行為が他の悲劇の手助けとなった事に後悔する。彼女の力の本当の役目とは一体、何なんだろうか。
石ノ森章太郎、早瀬マサト「シージェッター海斗」第１巻、第１話〜第１２話までを収録。海底に潜むヒメラニアン帝国の地上侵攻に立ち向かう孤高のヒーロー、シージェッター海斗の物語。まさに石ノ森ワールドを見事に引き継いでますね。
芳崎せいむ「金魚屋古書店」第１３巻、第８５話〜第９０話までを収録。この巻では女性向け漫画の紹介が多いですね。まあ、漫画紹介漫画ですからヘビーマニア向けの本は紹介し辛いでしょう。
『ヤングキングアワーズ』４月号、新連載は大井まさる「カラメルキッチュ遊撃隊」。１３年前に青い月が現れ、都市と共に多くの人類が消えた世界。そこにはナゾの怪人：イホ―ジンが跋扈する世界が現れた。そんな中、被害を免れた田舎で暮らす女子中学生３人組と彼女たちが出会ったヘンなイホ―ジン：キッチュの物語。大石まさるが描くノスタルジックなSFの世界ですね、イホ―ジンは一体どこからやって来たのか気になる所ですな。
石田敦子「球場ラヴァーズ〜私が野球に行く理由〜」第１０話。シーズン最終戦〜CS、長いシーズンを戦えるだけの戦力を長期的視野に立って整える事、そしてファンもその状況を把握して応援して行く事が大事ですな。
『まんがライフMOMO』４月号、RYU-TMR「激戦区ツンぷに食堂」は最終回。学校は平常どおりですな。
次号より神堂あらし「咲丘TVショー」が新連載、キャスターもののようですね。
今日はこんな所。
