惰眠日記neo

漫画アニメ関連のイベント・ライブが主です。たまに交通関係も書いています

2010アニソンを振り返る その1

 今年も残すところ後わずか、個人的に2010年のアニソン関係を振り返ってみたいと思います。昨年は水樹奈々の紅白初出場、「けいおん」第一期を始めとしてアニソンへの一般からの注目が大きくなっていった年でした。広がるという意味では「拡散」の年でした。そんな流れを受け継ぎ、2010年は「展開」の年だったと感じています。
 年初にMay'nがホリプロとしては山口百恵以来の武道館ワンマンライブの成功を皮切りにアニソン関係での武道館をはじめとする大型会場での開催が相次ぎ、しかもそれぞれが成功を収めると各プロモーターもこぞってアニソンへ注目し始めました。年度後半になると首都圏では月に一回は巨大会場でのアニメ関係のイベント・ライブが開催されるようになりました。アニサマから始まったフェス形式ではANIMAXが会場を横浜アリーナに移し、新規としてリスアニがフォーラムで開かれるなど流れは大きくなっていきます。この流れは地方にも飛び火し、北九州では昨年に引き続きアニうたが、新潟では新たにアニソンドリームが開催されるなど全国への広がりが見えてきたのは嬉しいことです。
 また、ソロライブにおいても今までは東名阪が中心だったツアーが地方でのライブ開催が増えるなど地方のプロモーターもアニソンに注目してきた姿が見えてきました。特にランティスでは茅原、JAM、スフィアが北海道、東北、北陸、四国、中国、九州を廻るなど今までのアニソン歌手では考えられないツアーを組んできたのは驚きました。
 肝心のアニソン楽曲の方では水樹奈々や「けいおん」がオリコン1位を獲得するなど順調に伸び、他の楽曲の売り上げが伸び悩む中、ベスト10の中に複数曲がランクインするなど安定した売り上げをレーベルに見せつけることとなり、扱いもも大きくなって行く事が実感できた1年でしたね。