「NHK連続人形劇 プリンプリン物語 メモリアル・ガイドブック」（友永詔三：監修）

「NHK連続人形劇　プリンプリン物語　メモリアル・ガイドブック」（友永詔三：監修）
大海原を漂う猿と赤ん坊、赤ん坊の身の証となるものは頭に頂くティアラだけ。アルトコ市の漁師に拾われ、１５歳になったプリンセス・プリンプリンは自分自身の産まれ故郷を探すため仲間達と旅に出る･･･
1979年から約３年、全656回に渡ってNHKで放映された人形劇「プリンプリン物語」のガイドブックになります。前後して放映された人形劇「三国志」と共に日本のテレビ人形劇の集大成とも言える作品です。当時の午後6時のNHK総合は月曜〜金曜は連続人形劇が放映されており「紅孔雀」とか冒険物が多く心驚させた記憶があります。残念ながら当時のフィルムの３分の２はもう見られないと言うことです。
「プリンプリン物語」は初めは状況に流されていたプリンセス・プリンプリンの成長と心の自立をメインに個性的な脇役やゲストキャラが織りなす楽しい物語です。脇役では耳がクルクル廻り「ル・ル・ル･･･予感がします！」と予知能力を持つカセイジン。ゲストで特に有名なのはアクタ共和国編での「知能指数は１３００！」の名台詞のルチ将軍は特異な容貌と共にその正体が衝撃でしたね。
今の子供達にぜひ見てもらいたい作品ですがフィルムが残っていないのは残念です。

NHK連続人形劇 プリンプリン物語 メモリアル・ガイドブック

『ピザッツ』７月号、艶々「ひるがお」第１６話「咽」。父とマチコの関係を察した春、父との事を忘れるように仕事に精を出す『あやめ』。互いの心を埋めるかのように二人は･･･人の心の移りやすい物だな。今号より毎月連載とのこと。
チャーリーにしなか「Cheers！」第108話「献身検診」。風邪をひいても女達の争いの基となる上野。ここまでヤられると迂闊に病気になれませんな（笑）。
今日はこんなところ。