惰眠日記neo

漫画アニメ関連のイベント・ライブが主です。たまに交通関係も書いています

海王丸出港式


今日は横浜赤レンガ倉庫先の海上保安庁岸壁での海王丸出港式を見に行きました。荻窪から横浜までブロンプトンで向かったのですが病み上がりと時間の関係で新川崎から輪行桜木町を経て海王丸が係留される岸壁へ。
出港式開始時間に着いたところ、500人ほどが見送りに集まっている状況でした。
 
 
3月に晴海で見た時より綺麗に船体が整備されており新年度にふさわしい状況に。


式典では横浜市港中学のブラスバンドによる演奏と海洋少年団の手旗信号のセレモニーも。

国土交通大臣の訓示や船長による訓示など式典も無事終わり、実習生達が慌ただしく出港準備に取りかかる。

そして実習生からの答礼として帆船での最高礼、登しょう礼の準備が。この式典でのハイライトです。

主帆及び船首に実習生達が次々昇り、集まった見送り客から大歓声が

高さ3〜40メートルのマストに乗っての答礼は帆船ならでは。特に海王丸日本丸は世界の帆船でも最大級の大きさ高さですから感嘆そのものです。今回の海王丸の遠洋航海には東京海洋大学神戸大学海洋学部の生徒が乗船。昔の東京商船大と神戸商船大ですね。見送りに来ていた両校の在校生からも感嘆の声が上がり、「海王丸に絶対に乗りたい」との声も聞こえてました。



 
船はタグボートに引かれ沖合へと曳航、見送り客から盛んに旗や声がかけられてました。
見送る人はさらにベイブリッジ方面に見送るため岸壁の反対側へ

こちら側の岸壁には海上保安庁最大のヘリ巡視船「しきしま」が係留中。

そんな「しきしま」の後方を海王丸が外洋へと向かう・・・2隻を同時に視る事が出来るとは。
今日は晴天で風も穏やかなため、無事登頂礼も見る事が出来るなど素晴らしい出港式でした。