山田秀樹「魔乳秘剣帖」第７巻、第四十話〜第四十六話までを収録、最終巻。千房が魔乳流後継者の地位を確実にしていく中、父：胸則が遂に帰らぬ人となる。そして、そんな中、父の役に立つ事のみを考えていた胸華が狂気に走る。さらに貧乳党の野望も明らかに！
完全に当初の流れから違う形になってしまった「魔乳秘剣帖」。鳩胸などの以前のキャラも出ますが、胸華の狂気と苦悩そしてそれを救うべき行動を起こす千房、その混乱に乗じる貧乳党と本当に面白い作品に仕上がってます。桜花のキャラも良いなあ…おススメの作品です。
高橋しん「雪にツバサ」第２巻、雪と翼の二人の物語も次のエピソードに突入、今度の事件はサックス盗難事件に。翼の超能力もさることながら表に出てこない雪の能力も気になるな。
石田敦子「ぴゅあ☆☆どる」。弱小芸能事務所の双子アイドルユニット「ぴゅあぴゅあ」のルルとラーラ。事務所社長の母と共に自分たちの前から去った大手芸能事務所社長の父を見返すため奮闘する。だが、しかし二人には秘密が…アイドル達が通う学校も舞台になるなどまさに王道のアイドルものですな。
唐沢なをき「まんが極道」第６巻、第５９話〜第６９話までを収録。相変わらず恐ろしい世界ですな（笑）。特に第６２話「老後」は現実に近くなってきている感じなんですけどね。
『漫画アクション』No.8、湯浅ヒトシ「けずり武士」十四膳め「山吹飯」。黒船が遂に来訪、一膳はこの時代をどう生きて行くのだろうか？
さそうあきら「ミュジコフィリア」第２５話「世界が変わる」。凪の涙の前に何もできない朔。だが、音楽が二人の間を埋めて行く。二人の心がどう変わって行くのかねえ…
『アフタヌーン』３月号、新連載は安彦良和「天の血脈」。舞台は日露戦争前夜の満州、好太王碑の調査団が戦争に巻き込まれて行く…安彦さんは馬賊が出てくるこの時代の満州が好きみたいですね。
木尾士目「げんしけん二代目」第７２話「トゥル―エンドはまだ見えない」。斑目と波戸の間も一応決着、まあこれ以上進めても泥沼になりそうなんで落ち着かせたのは正解かも。
ひぐちアサ「おおきく振りかぶって」第８７回「秋季・地区大１回戦」。秋季大会が始まる、いきなり西浦対武蔵野第一のカードが。西浦は阿部の復帰戦としての不安があるが武蔵野第一の方でも不安要素があるようで…
熊倉隆俊「尸彔」第十七話「誘惑」。攫われた秀梅、彼女の心の隙間を狙うように誘惑の囁きが始まる。干の目的はどこにあるのだろうか。
今日はこんな所。
