重野なおき「信長の忍び」第４巻を購入、今巻は信長の朝倉攻めから金ヶ崎の退却後までを収録。オビで予備校の有名講師が認めているようにこの作品は下手な歴史本より信長とその周囲の状況を的確に表現している良作です。作者も、琵琶湖周辺で取材を重ねているのでこの先の展開にも期待が持てます。それにしても、織田と朝倉・浅井の戦いだけで２巻も消化するとは…武田や毛利、上杉戦もかなり深くなりそうですね。
甘詰留太「ナナとカオル BlackLabel」第１巻、第１話〜第９話を収録。「ナナとカオル」の増刊「嵐」掲載分の単行本化です。アニマル本誌では比較的ライトなSMですが、こちらは番外編でディ―プな世界に入って行きます。舞台は高３の夏休み、受験の息抜きに向かった山中の別荘でSMの大家とパートナーの女性のよりハードなSMの世界を体験することに…。
本編に比べるとより淫猥な内容ですね、ライトな読者には少しキツイかも。表紙を黒にしたのは正解ですな。
宮下キツネ「限界バトル」、こちらはBLですね表題作と他５編を収録。この本はリバースが少ないですな、最近の傾向では美少女系と美少年系の敷居が低く両方で描いている作家も多いです。
鈴井アラタ「快感バージンハーレムⅡ」、こちらはレディ―スものです。転校先の学校は男子しかいない正に逆ハーレム状態の女学生の物語。ヤル事やっても最後の一線は越えない男にとっては生殺し状態（笑）で少し不満ですな。
しかし、自分は本当に色んな本を見るな（笑）、正に悪喰です。
今日はこんな所。
