先日購入した、廣瀬憲雄著「古代日本外交史 東部ユーラシアの視点から読み直す」(講談社メチエ569」が非常に面白い。
古代東アジア外交史が解説されているのですが、国の力関係や自国内における対面のため外交書を受け取る際の席の位置などが詳しく解説されているので実に興味深い。白村江の戦い前後の外交は日本、百済、唐、新羅、高句麗と複数の国が絡んできますし、全体の流れが見えて本当に面白いです。
こういう本はハードカバーで値段もそこそこする本が多いのですがメチエで出版されると本当に有り難いです。
古代日本外交史 東部ユーラシアの視点から読み直す (講談社選書メチエ)
- 作者: 廣瀬憲雄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/02/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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