惰眠日記neo

漫画アニメ関連のイベント・ライブが主です。たまに交通関係も書いています

諸星大二郎「西遊妖猿伝 西域篇」第3巻

諸星大二郎西遊妖猿伝 西域篇」第3巻を購入、第16回〜第21回を収録。第19回からは毒敵山の章に。
やはりこの漫画は傑作。民俗学や歴史物を得意としてきた諸星大二郎の描く西遊記は原作をより深く読ませるな。当時の唐、突厥、西域の政治情勢やゾロアスター教といった異教も絡ませ正に大人が読む西遊記です。天竺まではまだ遠いですが出来れば帰路も描いて欲しいものです。
トミイ大塚「ホークウッド」、イングランドとフランスの百年戦争期の傭兵を描いた漫画。百年戦争期でもジャンヌ・ダルクを描いた漫画はいくつもあるが、傭兵を描いた作品は珍しい。作品の方は傭兵団ホークウッドとイングランドエドワード黒太子の出会いまでを描いていて個人的には面白くなりそうなのでが残念ながら打ち切りの模様。やはり歴史物は根づきにくいな。

影山理一「奇異太郎少年の妖怪絵日記」第壱巻、WEBコミックの単行本化で奇異太郎少年が座敷童子を始めとする色んな妖怪との出会いを描いた漫画。絵日記というより紙芝居みたいな流れだな。
小野洋一郎「ブッシメン!」第1巻、こちらは仏師(仏像を彫る人)を描いた漫画だ。仏師を志す青年がフィギュアと出会い新たな道を目指す物語。しかし、色んな漫画があるものだ、
雑誌では「漫画アクション」No.11を購入。水着ピンナップが海賊戦隊「ゴーカイジャー」のゴーカイイエロー役の市道真央。新連載は原作:ひじかた憂峰、漫画:たなか亜季夫「ネオ・ボーダー」で「迷走王ボーダー」のセルフカバーとのこと。
エンターブレインの新雑誌「amaro」も購入。連載と描き下ろしコミックとテーマアンソロジーコミックの二部構成の雑誌でアンソロジーのテーマは「はじめての…」に。
雑誌全体の構成としては大人向けのソフト路線という感じかな。作家陣を見ていても主軸をどこに置いているのか分かりづらいところだ。夏に第2号を発売予定との事だがどうなるか…
今日はこんな所。