2日間のライブも終了、河口湖にもう一泊し今日は東京に戻る。とりあえず河口湖駅に行って周囲の天候、交通状況を把握。
一度、船津浜まで降り水分を確保。移動するルートとしては
1.湖北ビューラインを経由して本栖湖から朝霧高原を経て富士方面へ
2.山中湖から道志みちを経て橋本へ
3.山中湖から籠坂峠を経て御殿場方面へ
4.富士急線と平行して大月へ
5.御坂峠を経て甲府方面へ
を考慮。
天気予報だと午後から雨が降りやすく、また静岡方面は午前中雨の予報のため、長距離の1,2は除外。残った3つから旧道が長く距離も短そうな5.御坂峠へ挑むことにする。
河口湖大橋付近から旧道を経て御坂みちを登る。船津浜から40分ほど登ると富士見橋に到着。旧道を利用した展望所があったためここで休憩。
花曇りのため残念ながら富士山は見えず。
富士見橋から少し登ると新御坂トンネルと御坂峠へ向かう旧道との分岐点に到着。峠の天下茶屋が営業中との標示に勇気が沸く(笑)。
旧道を行き来する車や季節運行の天下茶屋行きのハイキングバスと遭遇しながら三つ峠への向かう道との分岐点に到達。
林道を遣うなどして三つ峠を経て富士急線三つ峠駅に降りるハイキングコースがあるようですね。
三つ峠入口から少し登りカーブを立ち上がると、目の前に野生のカモシカの姿が、びっくりして凝視するも向こうは我関せずと言った顔でした。人間に慣れてる感じでしたね。
カモシカの姿に驚きつつ登ると直ぐに御坂峠の天下茶屋に到着。
茶屋は営業中、太宰治が滞在した茶屋で2階には太宰治記念館が設置。
ここから見る富士山が絶景との事ですが残念ながら曇りで見えず。
茶屋で休憩。冷やし甘酒と味噌おでんを戴き糖分と塩分を補給。車でここまで登ってくる人は多いのですが、平日とあって自転車で登ってきたのは自分だけの状況でした。御坂峠はかなり涼しく気持ちよかったですね。
さて、茶屋のすぐ側の御坂隧道を御坂側へと抜ける。
御坂側の隧道入口。出て直ぐに御坂町の標識が。そして、ここからは笛吹川付近まで下り坂が続く。正に「下りは正義!」、状態、ほとんど漕ぐ必要なく下りていく状況は本当に気持ちよかったです。
途中に中央リニア建設現場に遭遇。正に弾丸列車といった趣ですね。
河口湖から休憩を入れて約3時間半で甲府に到着。100メートル下りる度に気温が一度ずつ上がって行く状況で御坂峠と甲府とでは10℃違っていました。
甲府からは特急「かいじ」で東京へ。座席の後ろに上手い具合に固定できました。短い距離でしたが変化に富んだルートで楽しい峠越えでしたね。